口角上がっていますか?いつもの毎日に「話すレッスン」を意識しよう。
こんにちは。高島友美です。このブログでは、声や話し方に関するアレコレを綴っていきます。
今日のテーマは「毎日出来る【話す】練習法」です。毎日普段の生活の中で効果的なものをお伝えしていきますね。
このホームページやブログに辿り着いてくださった皆さんは、きっと何かしらの声に関するお悩みをお持ちの方が多いことでしょう。
声が通らない、聞き返されることが多い、どもってしまう、ご自分が話下手だと思いこんでおられる方など、お悩みは人それぞれながら「自分の声を変えたい、変わりたい」と思いながらその方法を検索されていらっしゃると思います。
アナログだけど、行動するしかない
私自身もほんと〜〜にしみじみ感じるのですが、今は有能な情報が数秒で検索出来る、何とも便利な世の中です。色んな情報がいとも簡単に手に入り、目移りしてしまうほど。
ほうほう、面白そうなトレーニングだな、うんうん、この発声練習も面白いなぁ!と、たくさんの素晴らしい情報が溢れています。
私が話す仕事を始めた際はここまでインターネットも進んでいなかったので「話すこと」に関して学んだのは、所属していた事務所のレッスンでの内容と、現場で叱咤激励されながら地道に積み重ねたノウハウのみでした。
何ともアナログですが、正直「話し方」「声」に関してはアナログなやり方しか通用しないのです。
何故かというと、それは「生身の人間だから」。
機械ではないし、誰かに動かされるものでもない。エクササイズと一緒で、自分が動かない限り、何も変わりません。
厳しいかもしれませんが、実際そうなのです。
では変わるにはどうしたらいいのか、と聞かれれば「行動するしかない」のです。
そして、何を隠そう毎日の「発声練習」や「話し方トレーニング」もとても有能で大事なことではありますが、もっと大切なことは「あなたの本当に身近な生活の中で、表情や声を鍛えている(使えている)か」ということです。
いつもの行動を振り返ってみよう
例えばあなたがコンビニに行きます。
- 店員さんに「いらっしゃいませー!」と言われた時、微笑んで「こんにちは」と言えていますか?
- レジでお会計をする時、「お願いします」の一言を添えて、品物を渡しましたか?
- スマホをいじったまま下を向いていませんか。
- お会計が終わり品物を渡され「ありがとうございましたー!」と言われた時、笑顔でニコッと「ありがとうございます」と言えていますでしょうか。
- そして何より、コンビニに入ってから、口角が下がったままではなかったでしょうか。
日々のトレーニングも大事ですが、最終的にそのトレーニングで得たものを「日常生活で活かせているかどうか」を改めて振り返ることが大切です。
口角が上がっているだけで印象が変わる!
余談ですが…私は無意識ながら、いつも口角が上がっているようで(職業病でしょうか)、以前生徒さんに「(話す時も黙っている時も)ずっと口角あがっていますよね‥!」と驚かれたことがあります。
その方は私を見て、自分の口角の下がり具合が気になったようで、それから意識して生活してくださったようです。
口角が上がっているだけで、愛想良く見られて(笑)人が声をかけやすい印象を持たせてくれます。
ちなみに、私調べですが、日本人で愛想が良い方ってすごく目立つんです、何故なら結構稀だから。
愛想が良い=印象が良い!と感じてくださる方がほとんどです。面接時などでも口角は上げたままキープ!口角が上がっているだけで、凛とした自信があるように見えるのです。
今は色んな雑誌や書籍でも「印象UP!」とか「感じの良い人になるには」のような特集が多いのですが、何故か超普段着で超普段の生活の中で実践出来ている人は少ないなと感じています。仕事の時だけ意識するのではなく、プライベートでも気にかけてみてください。
「素の状態で口角が上がっている」状態が保てたなら、明るい声なんてチョチョイのチョイなんですよ(^_-)-☆
週に何度かのレッスンの時だけ声や表情を変えようとしても、中々変わりません。
変わるには、毎日の普段の生活の中で意識していくことが最も重要で、近道です。
毎日に、小さなトライを重ねよう
最初は恥ずかしいかもしれません。
顔も表情もぎこちないかもしれません。
でもこれもレッスンだ!と気持ちを整え、いつものライフスタイルに「小さな挑戦」を加えましょう。
ニコッとあなたが感じ良く挨拶出来たりすると、時折とても良い表情を返してくださる店員さんにも出会うことでしょう。
そんな時は心でガッツポーズをしてくださいね。あなたの声や表情が、誰かの心を潤した証拠です。それだけ、あなたの声や優しい表情にはパワーがあるのです。
また、声に関しても日々の挨拶や一言のやりとりを意識していると、いつの間にか音量も上がります。
そう、声を出すことに体が慣れてくるのですね。
レッスンルームだけで完結せず、日々生きている生活で声を発する機会を意識的に増やしましょう。
そのひとつひとつが必ず地道なトレーニングとなります。
そう、「話すこと」は毎日がレッスンなのです。
是非毎日新鮮な気持ちで、気軽にトレーニングを重ねていきましょう!
さらに毎日実践できる詳しいトレーニング方法について学びたい方は是非ご相談ください。
詳しくはこちらのページをご覧くださいね。