気まずい空間の対処法!気疲れ軽減で「沈黙の場」を乗り切る方法
こんにちは。
高島友美です。
このブログでは、声や話し方に関するお悩みをピックアップし、克服方法をお伝えしています。
今日のテーマは「会話が続かない」「沈黙が気まずい」と感じた時の対処法です。
「沈黙がこわい」と感じる皆さんへ
皆さんが生活する中、初対面の方や顔見知り程度の方と過ごす時間が時折出てくることがありますね。
例えば、習い事や研修、セミナー、子供関係の行事など。
さらに最近、コロナウイルス感染症が5類感染症へと移行しました。
それに伴い、リモート対応だったものが対面になったりなど、「馴染みのない方と会う」という機会が増えたかもしれません。
今日は上記のような状況下で、不安に感じる方への解決法を取り上げていきます。
初対面、もしくは顔見知り程度の方との距離感というのは何とも独特な空気感を持っています。
何となく簡単な自己紹介も終わり、しばし休憩や歓談の時間が設けられても、どことなく漂う【ぎこちなさ感】。
誰からともなく話すわけでもなく…。
1分、いや、1秒すら長いと感じることも。
「この空気が耐えられない!でも何を話せばいいのかわからない!」
「逃げ出したい!帰りたい!」という方も多いようです。
正直に申し上げますと、上記のような感情を持たれる方は、とても気遣いが出来る方です。
そしてそれと同等に、気疲れも起こしやすい方だと言えるでしょう。
沈黙って、ダメなの?
そんな方がまず第一に思い巡らすこと。
「どうにかして、この沈黙を打ち破らなければ」
そう、【沈黙=居心地が悪いもの】という思いがあったりするのですね。
でも、本当に沈黙は✕なのでしょうか?
答えは‥「人それぞれ」と私は思っています。
といいますのも、「話しかけられて嬉しい人」もいらっしゃれば、「そっとしておいてほしい人」もやはり存在します。
沈黙も嫌だけど、あれやこれや話したくないという方がいるというのも事実。
熱い方もいれば、クールな方もいる。
その方の感性が出来上がるまでの道のりは、人それぞれです。
人の価値観は瞬時にはわからない
例えば、【昔、人間関係でトラブルがあり、それ以来他人とは距離を置くようにした方】もいれば、【初対面で意気投合し、親友が出来たことがある方】もいらっしゃるでしょう。
そのように、バックグラウンドは十人十色。
そしてそれを瞬時に判断することは難しいですよね。
だから一概に「気まずい空気を換えるために、何かしら話そう!この沈黙の時間を打破しよう!」というのがベストではないのです。
頑張って話しかけてみても、結果、相手があまり話にのってこず、シーン…。
多くの方が経験していると思いますが、やはりこれでは自分が気疲れするだけ…。
気まずい時は、こうしよう!
では、この沈黙の空間の中、あなたはどうすればいいのか。
私がお勧めします方法は、「一言二言挨拶を交わしたら、口角を上げて凛としておく」ことです。
一言、二言とは、私の場合ですと
- 「こんにちは、タカシマです。ご縁あってお隣の席ですね。今日は宜しくお願いします(ニコッ)。」
などの「名前+この場にいることのちょっとした思い」か、
- 「こんにちは、タカシマです。今日は蒸し暑いですよね。宜しくお願いします(ニコッ)。」
などの「名前+今日の気候についての思い」くらいです。
そして、あとはオドオド・キョロキョロせずに、口角を上げてなるべく凛とした姿勢でいること。
「それだけでいいの?!」と思われる方も多いでしょう。
ですが実際、このように微笑みながらただ居るだけで「話したい人」は声をかけてこられます。
何故なら、
- あなたがその方に(一言二言の際)ニコッと笑顔を向けた時、心の扉を開いているのが相手にも伝わる。
- さらに、あなたのその姿勢(口角が上がっている&機嫌が良さそうに見える)こそが、【話しかけたら、受け入れてくれそうな人】に見える。
という訳です。
また、「話したい人」は何かを話したい訳ですから、こちらが特に話のネタを用意しなくても大丈夫なんですね。
そう、こちらから無理に話さなくても「話しかけやすい人」になるのがコツです。
機嫌が良さそう!に見られるポイント
そのためにも口角を上げ、にこやかに機嫌良く見られるようにすることはとても大切です。
例えばあなたが道に迷った時、いかにも優しそうな、機嫌が良さそうな人だったら道を尋ねやすいですよね。
そう見えるようにするには、口角が上がっているかがキーポイント。
ぜひ、お出かけ前に笑顔のストレッチをしてみてください→笑顔のストレッチの仕方はこちらの記事から。
また、眉間が上がっているかも意識。
眉間にシワがよらないように注意しましょう。
眉間にシワがあると、不安顔や不満顔に見えてしまいます。
そして立っても座っても、姿勢はなるべく綺麗にキープ。
ドキドキ・ソワソワから猫背になってしまいがちですので気をつけてくださいね。
…という風に、形から入ってみると…。
なぜでしょう、なんだかしゃきっとしませんか。
そう、姿勢を正すと自律神経が整い、ストレスを感じにくくなります。
メンタルもリフレッシュ出来ますので、自己肯定感も上がります。
「話しかけてみたいな」と思ってもらえる人になろう
「話すこと」にコンプレックスをお持ちだったり、「自分は話し下手だ」と思っていらっしゃる方は、真面目な方が多いと感じます。
そのため、どうしても「何か発言しなければ!」と思ってしまいがちです。
ですが、「話し方上手」は「話しかけられ上手」でもあります。
明るく開く花々に蝶々が集うように、明るく凛とした姿勢とオープンなマインドで「話しかけてみたくなる人」を目指しましょう。
また不思議なことに、凛とした姿勢が保てると、たとえその場で沈黙の時間が続いても気にならなくなります。
私はいつ話しかけられてもOKな状態にしている!と自信を持てれば、沈黙だって怖くなくなるのです。
そう、その自分を良い状態にキープすることが自信となり余裕が生まれ、余計な肩の力が抜けるのですね。
その表情や雰囲気がまた、より「話しかけやすそう」なオーラを一層強くしてくれますよ。
お試しください(^^♪