コミュニケーションは声だけじゃない!心の声を文字にして伝えよう

こんにちは。
高島友美です。
このブログでは、元ラジオDJならではのノウハウを用いて、声やコミュニケーションに関する情報をお伝えしています。

今日は「伝えること」に関する、心持ち編です。

コミュニケーションとは

話し方や声、そして人間関係に関して調べる中で何かと目にしたり耳にするワード「コミュニケーション」。
このブログでもよく登場する言葉です。
まず第一にコミュニケーションとは何なのかを深掘りしていきましょう。

goo辞書でひきますと、コミュニケーションとは【社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。】とあります。
ここで注目してほしいのが、上記の中の「文字」という言葉。
コミュニケーションは声を出して行うことに限ったことではないという点です。

このブログに訪問してくださる方はご自分の声に何かしらコンプレックスをお持ちだったり、人ともっと楽しく話すためのヒントをお探しの方も多いと思います。
現に私も基本的に「声」や「話すこと」に特化して発信しておりますが、コミュニケーションは「文字」でも取れるということを本日はお伝えしていきます。

音声言語と文字言語

日本語には、話して伝える音声言語と、書いて伝える文字言語があります。

音声言語とは、いわゆる声に出して発する言葉。発した後はすぐに消えるため、その時々の状況に応じたやりとりに適しています。
とはいえ、とっさに良い言葉が思い浮かばなかったり、思うように伝えられなかったりと苦手意識を感じる方が多くいらっしゃいます。

文字言語は情報伝達の手段として複雑な思いを文字にして残すことが出来ます。また、自分の思うとおりに書くことができますし、すぐに間違いに気づけば修正も可能です。

音声言語は人の心にこそ残りますが、録音でもしない限り再生するのは不可能です。
一方、文字言語は形、記録として残りますね。
この文字言語(書いて伝える方法)を、ぜひコミュニケーション力UPのために使って頂きたいのです。

心の声を文字にしよう

例えば、あなたが今日、わりと近しい誰か(同僚、友人、恩師など)にしてもらったことが嬉しかったとします。

一例)

  • ご旅行先のお土産を頂いた
  • 自分のデスクまわりを掃除してもらった
  • 髪型を褒めてもらった等


とっさに気の利いた言葉が返せず、後々になって「改めて、あの時は嬉しかったなぁ」「あの時、もっとこんな風に言えればよかったなぁ」と思うことはありませんか。
コミュニケーションに自信がない方は「ああ、やっぱり私は人と接するのが苦手だ…」とここで自分を責めがちです。
ですが、こんな時こそ「声」ではなく「文字」であなたの思いを伝えてみましょう。

「お土産を頂き、ありがとうございました。さすが○○県名物のお菓子、初めて頂きましたがとっても美味しかったです。」
「今日はデスクまわりのお掃除をして頂いてありがとうございました。おかげさまで気分良く仕事が出来ました。」
「髪型を褒めてくれて、ありがとう。とっさに言葉が出てこなかったけど、本当はすごく嬉しかった!」

こんな風に一文で良いのです。
あなたの嬉しかった気持ち、上手く言葉にできなかった感謝の気持ちを伝えましょう。

ポイントは、思った時にすぐ文字にすること。
後でしよう、と思っても、その時には何となく言い出すには遅くなっていたりします。
さらに一定の時間が過ぎると、「もういっか…」となってしまいがちです(笑)。

想いには鮮度がある


ここでお伝えしたいことは、想いには、鮮度があるということ。
その鮮度がいいほど、あなたの想いをお相手がキャッチしやすいのです。
明日より、今日。
後で、ではなく、ふと思ったその時、文字にして伝えてみましょう。
つまり、思い立ったが吉日!なのです。

ご連絡先を知っているならばLINEなどのメッセージアプリでも良いですし、知らない場合は付箋メモなどにメッセージを残す等でも良いと思います。
最近は小さなメッセージカードも可愛いものがたくさんありますね。
電子的な文字ではなく、手書きの文字で気持ちを伝えたなら、あなたの心の温度まで伝わることでしょう。


文字で想いをプラスオン

ありがとう、と言われて嫌な思いをする方はいません。
普段言葉が少ない方でもこのように思いを届けると、お相手も「ああ、本当はこんな風に思ってくれているんだな。」と相互理解に繋がります。
お互いを理解する=コミュニケーションがとりやすくなる、ということです。

また、なぜ今回はこのように「文字で伝えること」をオススメしたのか。
それはご自分の気持ちをため込まず、届ける練習をしてほしいということと、
「声や、伝えることのコンプレックス」にとらわれすぎないようにしてほしいからです。
お相手と少しずつ心が通じ始めた時、あなたはきっと「何か嬉しいな」「伝えてみて良かったかも」と感じることでしょう。
声で伝えても、文字で伝えても、あなたの行動力は間違いなくUPしていますよ。

本来、コミュニケーションは楽しく行うものです。
その楽しさを知ることが、あなたのコンプレックスを崩す大きな一歩となります。

声で伝わりにくかった思いは、文字でプラスオンしても良い。
そう捉えると、少し楽になりませんか。
あなたの本当の気持ちを嬉しく感じる方がきっといらっしゃるはずです。
声だけでなく、文字もあなたの味方にしていきましょう。

心の奥底にある気持ちの伝え方についてもご相談承ります。
詳しくはこちらのページをご覧くださいませ。

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